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iPhone画面修理の値段が安い?非正規修理店が安い理由を徹底解剖

2017年11月22日作成
2022年01月05日更新

iPhone画面修理の値段が安い?非正規修理店が安い理由を徹底解剖

一番多いスマートフォンの故障原因は「画面割れ」です。
iPhoneの画面が割れて修理するとなると、修理を頼めるところは主に3通りあります。
①au、ソフトバンク、ドコモなどの携帯電話事業者
②アップルストア、アップルの正規サービスプロバイダー
③街のiPhone修理店(第三者修理業者)

iPhoneの故障で一番多い画面割れですが、アップルストアやアップル正規店で修理をする場合、アップルケア+や携帯キャリアの保証に入っていないと高額になることがあります。
iPhoneの画面割れをできれば安く修理したい…。
そうして調べてたどり着くのは、アップルストアやアップル正規店ではない「非正規のiPhone修理店」です。

でも、非正規のiPhone修理店と聞くと「安いのが逆に怪しい」と感じることはありませんか?
今回はその「怪しいイメージ」をなくすため、非正規のiPhone修理店が安い理由を徹底調査しました!
なぜ非正規店で画面割れの修理をすると安いのか?
メリット・デメリットを織り交ぜながらお伝えします。

非正規店のiPhone画面修理が安い理由

理由は、使用している液晶パネルの部品に隠されていました。
(店舗の賃料や人件費などを抑える企業努力がもちろんありますが、ここでは「部品費」に注目して説明します)

iPhoneの修理に使用される液晶パネルは大きく4種類に分けられます。
①純正品
②再生品
③組立品
④コピー品

①純正品(品質:★★★★★)

Appleの純正品
純正品とは、Appleの純正のパーツのことを指します。Apple Storeか正規サービスプロバイダでの修理でしか使われません。
修理前のものと同様の部品なので、明るさや色合い、タッチ操作の感度に違いはありません。

②再生品(品質:★★★★☆)

ガラスは非純正の新品、液晶は純正の中古品
再生品は、修理で交換した液晶パネルでガラスだけが割れていて液晶が無事なパーツを再利用します。
液晶からガラスを剥がして、純正品ではないガラスを新しく貼りつけます。

液晶が純正品でガラス部分が社外品のガラスを使用したものです。
表面のガラス以外は、純正品同じです。

ただし、液晶にガラスを貼り直しているため、ガラスが浮いてくる、タッチの反応が悪いなどの事例もあります。
画面割れで交換された液晶パーツをこのようにして再利用したものが再生品です。

③組立品(品質:★★☆☆☆)

純正品と非純正品を分解して再組み立て

組立品は、液晶は純正品で、一部社外品を使用しています。例えば、コネクタ部分がコピー品の「ホイヤーパネル」と呼ばれるものがあります。

実は、組立品にもランクがあり、すべて純正パーツで作られた、質の良いものも存在します。しかし、ほとんどの場合は、純正品とコピー品を合わせたものです。

組立直しているということもあり、部品同士の接着が悪い、粗悪品も多いです。

④コピー品(品質:★☆☆☆☆)

全ての部品が非純正
コピー品は、全ての部品を純正品に真似て作ったものです。「コピー品」は、主に、中国にて独自で作られている液晶画面です。作られている工場によって品質が異なり、一切純正品を使用していないため、ほとんどの場合、再生品などと比べて品質はかなり落ちてしまいます。

画面の色合いが悪かったり、タッチの反応が悪かったりします。色合いについては、純正品と比べると一目瞭然です。青みがかっていたり、角度を変えると暗く見えるからです。

場合によっては、修理してすぐの段階では、普通に使えていたのに、数ヶ月後にいきなり画面が表示しなくなるという事例などもあります。しっかりとした検品がなされていないようです。

そのような時のために修理店で3ヶ月保証などつけている修理店がほとんどです。また、仕入れ単価も格段に安いので、使用している修理店も少なくありません。

非正規店のiPhone画面修理の値段が安い理由

非正規iPhone修理店が安い理由まとめ

修理料金は品質にある程度関係している

4種類の影響パネルのうち、どの部品を使用しているかによって、修理料金の大部分を占める「部品費」が変わります。
部品によって、安いというメリットがあれば、さまざまなデメリットもありますので、よく理解した上で修理店選びをしてみてください。

修理料金が2パターンある場合は部品の品質が違う

修理店によっては画面割れの修理料金を2つ用意している場合があります。例えば、再生品とコピー品の2種類という様に、品質に差がある場合です。もしくは、液晶画面の交換か、ガラス部分だけの交換によっても値段に違いがあります。

純正同等品は再生品の可能性大
本当に純正品の場合も再生品場合も「純正同等品」という記載されていることがあります。一部では、純正品のパーツを作っている工場から、純正品と同じ品質のパーツをちゃんと仕入れている場合もあります。

Apple Storeや正規サービスプロバイダではないので、Apple純正品とは謳うことはできないので、純正品を作っている工場から同じものを仕入れていても純正同等という表現になります

総務省の「登録修理業者」から探すのも

全ての非正規店が粗悪な訳ではなく、しっかりした修理を行っている修理店はたくさんあります。優れた技術力を持っている店舗か、見分ける基準のひとつとして、「総務省の登録修理業者」があります。

登録修理業者制度に登録されている修理店は「ここで携帯電話端末を修理しても、電波や修理の品質に異常が発生しない様な基準に適合しています」という、総務省からのお墨付きをもらっています。

登録には店舗ごと、機種の修理パーツごとに申請が必要とされています。あくまでも基準として、選ぶ時の参考にしてください。
登録修理業者は、下記からご自身でも調べられます。
総務省:登録事業者リスト検索

安く純正同等の画面修理をしている非正規店

iCracked Store
iCracked Storeは、修理パーツの品質にこだわっています。画像を確認すると一目瞭然です。

この写真は左からApple純正、iCrackedのハイグレード、iCrakedのスタンダードを並べています。スタンダードまで比べても大きな差ありません。タッチ操作性も差は感じられないと思います。

左がiCrakedのスタンダード、真ん中と右は他社の修理店で使われていたディスプレイです。右に行くほど青くなっているのが分かります。
採用しているパネルの品質の違いで、全く違う色合いになります。安すぎるものは、それなりのリスクがあります。

非正規修理店と一括りにしてもこれだけの差があります。安さ、品質両方を求めるのであればiCracked Storeがおすすめです。

詳しい情報は「iCracked Japan公式HP」をご確認ください。

いかがでしたでしょうか。
安い理由は部品の品質にありましたが、安い部品を使っていても、企業努力によって修理店ごとに差別化が図られています。
部品の差に注意して、ぜひお財布に優しい「安くて品質の良いiPhone修理店」を見つけてみてください。

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