iPhoneのバッテリーはどれくらい使える?
アップルのHPでiPhoneのバッテリーは、フル充電を500回繰り返すと、本来の容量の最大80%を維持できると記載があります。
フル充電1回は、0%から100%まで充電した回数を1回とカウントするため、50%から100%に充電した場合は0.5回になります。
そのため、毎日フル充電する人は約1年半でバッテリー容量が80%になります。
Appleが想定しているiPhoneの使用年数が3年のため、1日の充電は約50%を想定してバッテリー容量も選択されているのかもしれません。
私の場合、iPhone6sを使用してちょうど2年経ちました。毎日50%以上は充電していますが、バッテリー容量を調べると87%も残っていました。
1年間で約7%弱の消耗のため、ちょうどAppleの想定使用年数の3年で80%くらいになる計算になります。
バッテリー交換の目安はどれくらい??
iOS 10.2.1 以降では、iPhoneの「設定」>「バッテリー」を開くと「iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」というお知らせが表示されるようになりました。
アップルHP:https://support.apple.com/ja-jp/HT207453
この表示が出ましたら、iPhoneのバッテリー容量をAppleサポートへ電話で確認や無料アプリ(Battery Lifeなど)で確認してみてください。
バッテリー交換はどこでできるの?
バッテリー交換ができる場所は、大きく3つあります。
1.アップルストア
2.アップル正規サービスプロバイダ
3.街の修理店
アップルストアとアップル正規サービスプロバイダ、はアップルの正規サービスを受けられるため、交換するバッテリーも純正品です。
アップルの保証のApple Care+に加入している場合は、アップルストアとアップル正規サービスプロバイダでしか保証が受けられません。
街の修理店は、アップルの公認ではありませんが、独自に調達した部品でiPhone修理をしている修理店も多数存在しています。
故障した部品だけを交換するので、iPhone内のデータは消えず、安い料金で修理できます。
電波法に違反しない修理ができることを示す総務省登録修理業者である、修理部品に不具合が生じた時の独自保証がありアフターサービスがしっかりしているなどを基準に、安全に修理を行える質の良い修理店を選びましょう。
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バッテリー交換はいくらかかる?
Apple Care+には、バッテリーを無償交換してくれるサービスがついていますが、バッテリー交換を無償で受けるには条件があります。
保証期間の2年以内にバッテリー容量が80%未満になるか、バッテリーの製造上の不具合の場合のみです。
普通に使っていてiPhoneのバッテリーが2年以内で80%未満になることはあまり聞きませんので、Apple Care+の保証期間中にバッテリー交換を無償受けられる人は少ないのかもしれません。
アップルストアとアップル正規サービスプロバイダでは、保証対象外の場合、バッテリー交換に8,800円かかります。
データも初期化されて消えるため、バックアップが必要な点も注意が必要です。
※iPhone6以降の機種は、2018年1月~12月の間は1台につき1回のみ3,200円でバッテリー交換ができます。
街の修理店では、お店と機種毎に異なりますが、料金は大体4,000円から8,000円です。正規店に比べて安くなるか高くなるかは機種によって異なりますので、確認が必要です。
ただし、全体的な傾向として、古い機種であるほど、正規店よりも安く修理できるようです。
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