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徹底解説!画面割れした時のiPhone修理店の選び方

2017年11月22日作成
2020年06月17日更新

徹底解説!画面割れした時のiPhone修理店の選び方

一番多いスマートフォンの故障原因は「画面割れ」です。
iPhoneの画面が割れて修理するとなると、修理を頼めるところは主に3通りあります。
①au、ソフトバンク、ドコモなどの携帯電話事業者
②アップルストア、アップルの正規サービスプロバイダー
③街のiPhone修理店(第三者修理業者)

修理業者として、街のiPhone修理店(第三者修理業者)のメリットデメリットについては、こちらの記事でお伝えしました。

今回は、格安で修理できることが特徴の「街のiPhone修理店(第三者修理業者)」を選ぶ時、どの様な点に注意して選んだ方が良いのかをお伝えします。

目次

画面割れが起きた時の街のiPhone修理店の選び方

①総務省の登録修理業者

「登録修理業者」であれば、修理内容や品質が一定の品質に保たれています
総務省の登録修理業者制度とは、「この修理業者で携帯電話端末を修理しても、電波品質や修理品質に異常が発生しない様な基準に適合していますよ」という、技術基準に適合している修理業者を登録する制度です。
登録には店舗ごとに申請が必要とされています。
ただし「登録事業者ではない所が全て粗悪」という訳ではありません。
「登録修理業者」は、あくまでも粗悪な修理店ではない、というのを簡単に見分けるための基準です。
登録修理業者は、下記からご自身で調べられます。
総務省登録修理業者リスト検索

②料金

料金と品質はある程度関係しています
一概に「料金=品質」とは言い切れませんが、タッチパネルには様々な品質のものがあり、品質と料金はある程度関係しています。
画面の種類と料金について、詳しくはこちらで解説しています。

安くできるキャンペーン情報は修理店の公式サイトで確認
事業者ごとに、修理料金を更に安くする様々な割引キャンペーンを行っています。
各店舗の公式サイトで、最新情報を確認できます。

修理料金に「作業費」が含まれているか、事前に確認
修理料金の料金表に「修理料金の他に、作業費が別途発生します」と書いてある場合があります。
料金表を注意深く見て、修理を依頼する前に見積もりがもらえるかなどを確認すると、トラブルは回避できます。

修理が出来なかった場合「点検費」は発生するか、事前に確認
持ち込んだiPhoneを点検してもらった結果、修理ができないとして返却される場合があります。こうした時に、「点検費」が発生する場合があります。
修理を依頼する前に、見積もりがもらえるかなどを確認すると、トラブルは回避できます。
「検査費0円、ご相談だけでもOK」という所もありますので、お好みでお選びください。

価格表は税込か税抜か、事前に確認
料金表には「税込」と「税抜」で表記している店舗があります。注意しましょう。

③即日対応

ほとんどの街の修理店は即日対応可。修理時間はWEBサイトで確認
修理時間は公式ホームページや、ポータルサイトの店舗ページに記載されています。
おサイフと時間との相談で、店舗を決めると良いでしょう。

④対面修理

対面修理は「データの抜き取りがされないか」心配な人にオススメ
iPhone修理店ができはじめた頃、店舗裏で修理中のiPhoneからデータが読み取られ、ネットバンキングを不正に利用されたという事件がありました。
この事件をきっかけに、不安や不信をなくすため、目の前で修理をする「対面修理」を打ち出すiPhone修理店が多くなりました。
ほとんどの店舗は、お客様の都合によって預かり修理にも対応しています。

⑤データはそのまま

アップルの正規修理サービスはデータが消える、街の修理店は消えない
念のためバックアップを取っておくと良い

アップルストアやアップルの正規サービスプロバイダー、携帯事業者などで修理をする場合、大きな故障だと「本体交換」で済まされることがほとんどです。
画面割れでも、液晶まで割れていると本体交換になる可能性が非常に高いです。
本体交換だと、内部のデータは全て消えてしまいますので、データのバックアップが必ず必要になります。
街の修理店では、「液晶割れ」を直す時も、部品を使った「部分修理」を行ってもらえる所がほとんどです。
本体交換とは違って、内部のメモリーまで交換される様なことはありませんので、基本的にデータは残ったまま修理してもらえます。
ただし、修理する中で絶対データが消えないということはありませんので、念のためデータのバックアップをオススメします。

⑥保証サービス

・街のiPhone修理店を一度利用したら、アップルの正規保証は受けられなくなる
街のiPhone修理店で修理した場合、それ以降はアップルストアなどで「保証対象」の正規修理サービスを受け付けてもらえなくなります。
アップルの正規の修理保証は、製品を購入すると自動的に「1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポート」がついてきます。AppleCare+に加入すると、保証期間を1年から2年に延長できます。
保証対象と保証対象外では、アップルの正規修理サービス料金は以下の通り異なります。

【アップル正規修理サービス料金 比較表】

保証対象 保証対象外
画面損傷  
3,400円 14,800~31,800円
その他の損傷  
11,800円 22,800~60,800円
バッテリー交換  
0円 8,800円

参照:Apple公式HP(https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/pricing

各キャリアで買ったiPhoneの保証内容の比較はこちらの記事(auの場合ドコモの場合ソフトバンクの場合)で行いましたが、基本的に、アップルの保証サービスが使えるのであれば、アップル正規店で修理を行ってください。
お持ちのiPhoneが保証期間終了による保証対象外であれば、今後、新たにアップルの保証サービスに加入することはできませんので、街のiPhone修理店での修理をご検討ください。

街のiPhone修理店でも、最近は様々な保証サービスが出てきています。
修理後の不具合が心配な方には、保証サービスを提供しているiPhone修理店で修理することをオススメします。

「独自保証」は、無料だけど、同じ修理店で修理する必要あり
独自保証は、iPhone修理店が独自で提供している保証サービスです。修理後に不具合が起きた場合、再修理を無料で行ってもらえるという内容です。同じ店舗でなくても、同じ事業者の系列店であればOK、という所もあります。期間は1ヶ月から、最大で1年間の保証をしている修理業者もいます。
必要最低限な保証がお好みの方にオススメです。

「モバイル保険」は、どこで修理しても補償してくれるけど、月額700円
モバイル保険は、さくら少額短期保険が提供している、モバイル端末にかけられる世界初の保険です。
被保険者が所有するモバイル端末が故障して修理した時、実費負担分について保険金を受け取れる費用保険です。
補償は年間10万円まで、何回でも申請できる手厚い内容です。
端末は3端末まで登録することができ、スマホを始め、ノートPC、携帯ゲーム機など、持ち運びができるWi-Fi機器が対象となります。
最近話題になっていて、独自サービスの代わりに、モバイル保険を案内しているiPhone修理店もあります。月額は700円ですが、どこで修理をしても保険金額は受け取れます。
料金がかかったとしても、手厚い保証内容をお求めの方にオススメです。

◆iPhone修理店 代表的な保証内容比較

項目 独自保証 モバイル保険
概要 iPhone修理店が独自で提供している保証サービス。 さくら少額短期保険が提供している、モバイル端末にかけられる世界初の保険。
保証内容 修理した部分に不具合が発生した場合、対象部分を無償で再修理。 被保険者が所有するモバイル端末が故障して修理した時、実費負担分について保険金を受け取れる。
料金 0円 月額700円
保証期間 サービスによる。
修理から1ヶ月~1年。
契約期間中
※ただし、登録時において新規取得した日から1年未満の機器に限る
対象端末 修理店で修理した端末 3端末登録可。スマホ、ノートPC、携帯ゲーム機など、持ち運びできるWi-Fi機器
補償金額 修理箇所の修理料金が無料 年間最大10万円
年間申請
最大回数
サービスによる。
1回程度。
何回でも。

<モバイル保険の詳しい情報はこちら>

まとめ

画面割れした時のiPhone修理店の選び方まとめ

iPhone修理店を選ぶ時に注意した方が良い点と、選び方は以下の通りです。

① 総務省の登録修理業者
・「登録修理業者」であれば、修理内容や品質が一定の品質に保たれています

② 料金
・料金と品質はある程度関係しています
・安くできるキャンペーン情報は修理店の公式サイトで確認
・修理料金に「作業費」が含まれているか、事前に確認
・修理が出来なかった場合「点検費」は発生するか、事前に確認
 ⇒「検査費0円、ご相談だけでもOK」という所もあります
・価格表は税込か税抜か、事前に確認

③即日対応
・ほとんどの街の修理店は即日対応可。修理時間はWEBサイトで確認

④対面修理
・対面修理は「データの抜き取りがされないか」心配な人にオススメ

⑤データはそのまま
・アップルの正規修理サービスはデータが消える、街の修理店は消えない
念のためバックアップを取っておくと良い

⑥保証サービス
・街のiPhone修理店を一度利用したら、アップルの正規保証は受けられなくなる
⇒保証期間終了による保証対象外であれば、今後、新たにアップルの保証サービスに加入することはできませんので、街のiPhone修理店での修理をご検討ください
⇒修理後の不具合が心配な方には、保証サービスを提供しているiPhone修理店で修理することをオススメ
・「独自保証」は、無料だけど、同じ修理店で修理する必要あり
 ⇒必要最低限な保証がお好みの方にオススメ
・「モバイル保険」は、どこで修理しても補償してくれるけど、月額700円
 ⇒料金がかかったとしても、手厚い保証内容をお求めの方にオススメ

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