dカードケータイ補償の内容
ここではまず、「dカードケータイ補償」について、詳しくお伝えしていきます。
よくある疑問も交えて基本的な情報が書いてありますので、既に知っている方は読み飛ばしていただいて結構です。
「dカードケータイ補償」って何?
dカードケータイ補償を一言で言うと、
「携帯電話が全損、水没、紛失、盗難などにあって「修理不可」となり、新しいケータイ(原則、同機種・同型・同色)を買わないといけなくなった時に補償金をもらえる端末補償サービス」です。
※「修理不可」は、ドコモショップまたはアップルストアに故障端末を提出した時に、店舗にて判断されます。
「dカードケータイ補償」を使うにはどうすれば良い?
dカードケータイ補償を使うには、条件や注意点があります。
そうした大事な内容を、大まかに「9個」に分けました。
どれも、補償サービスを利用する時に重要なので、ご確認ください。
<補償の対象となる症状>
偶然の「紛失」「盗難」または「水没」「全損」などにより端末が「修理不可」となった場合です。
※dカードケータイ補償は、新しい端末を買う時に使える補償サービスです。
「バッテリー交換」「水没復旧」など、「今持っている端末を修理して使い続ける」ことについて補償金を払うなど、「修理補償」はしていません。
※修理可能な場合は、修理補償を利用してください。(「ケータイ補償サービス」など)
※iPhoneについては、アップルストアで端末交換をし、「修理不可のため端末交換をしました」という内容が書かれた証明書が必要です。
詳しくは「iPhoneの場合」をご覧ください。
<申請は事故発生から60日以内>
60日を過ぎた場合、補償の申請はできません。
また、故障を修理してしまった場合は、dカードケータイ補償は適用できません。
事故が起きて、dカードケータイ補償を使用したい場合、まずはコールセンターにご連絡することをおすすめします。
<対象となる会員>
「dカード」か「dカードGOLD」のどちらかを契約している本会員とその家族会員です。
<ポイント!>
※本会員の家族が補償を使うには、「家族カード」を手に入れる必要があります。
※家族カードを持つための料金は、カードの種類によって異なります。
・dカード:無料(前年度に1円も買い物で使われていない場合、年会費400円(税抜)がかかります。
・dカードGOLD:1枚目無料、2枚目以降は1枚につき年会費1,000円(税抜)かかります。
※家族カードを利用した場合、本会員と家族会員のポイントや引落口座は1つにまとめることができます。
<補償の対象となるケータイ>
dカードの利用開始時に登録した「ご利用携帯電話番号」での「ドコモでの購入履歴」が確認できるケータイです。
※例えば、携帯電話番号「080-xxxx-1111」で、過去にXperiaとiPhoneを購入していれば、その両方にdカード携帯補償を使えます(補償期間内)。
※他の電話番号で購入した携帯電話に補償サービスを利用することはできません。
※dカード利用開始時に登録した「ご利用携帯電話番号」が、解約されずにずっと継続して使われていないと対象となりません。
例えば「ドコモ→ソフトバンク→ドコモ」と同じ電話番号で乗り換えを繰り返した人は、2回目のドコモ加入時にdカードを登録したとしても、1回目のドコモ加入時に購入したケータイは対象外となります。
<ポイント!>
補償の対象となるケータイは「会員が利用登録した電話番号にかかる携帯電話端末で、ドコモの顧客管理システムにより購入履歴が確認できるもの」です。
例えば、下記の事例の場合、補償が使えるパターンと、そうでないパターンがあります。
事例
お父さんがdカードを2017年に利用開始。お父さんが今使っているケータイ電話番号「080-xxxx-1111」を「ご利用携帯電話番号」として登録しました。
<補償が使えるパターン>
2015年にお父さんは電話番号「080-xxxx-1111」でXperiaを購入していました。
その後、2017年にお父さんはiPhoneに機種変更し、今も使っています。
2015年にお父さんが購入したXperiaを、現在は娘さんが電話番号「080-xxxx-2222」で使っていて、それが壊れてしまいました。
→娘さんが使っているXperiaは、お父さんの「ご利用携帯電話番号」で「購入履歴」が確認できるので、お父さんのdカードケータイ補償の対象となり、新しいケータイを購入する際に補償金がもらえます。
<補償が使えないパターン>
息子さんが自分で新規購入して使っている携帯電話番号「080-xxxx-3333」のiPhoneが壊れた。
→息子さんが使っているiPhoneは、お父さんの登録電話番号「080-xxxx-1111」で「購入履歴」が確認できませんので、お父さんのdカードケータイ補償の対象外となり、補償は使えません。
<補償が使える期間>
ケータイの「購入日」から一定期間内です。
期間は、カードの種類によって異なります。
・dカード:登録したケータイの「購入日」から1年間
・dカードGOLD:登録したケータイの「購入日」から3年間
※あくまで、ケータイを購入した日から換算して、1年間または3年間です。
※dカードの利用開始日や、dカードケータイ補償を知った日ではありません。
※「ケータイ補償 お届けサービス」、「ケータイ補償サービス」、「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」または「d カードケータイ補償」を利用して、ケータイの修理や新端末への交換がされたとしても、その日が起算日になることはありません。あくまでも購入日です。
<新しく購入できるケータイ>
購入できる新しいケータイは、同機種、同色に限られます。
※同機種、同色の在庫がない場合は、店舗が用意する別の端末に変わる場合があります。
最新機種に変えられる場合もありますので、スタッフにご相談してみてください。
<補償金額>
新しいケータイを購入した時にもらえる補償金額は、使っているカードによって異なります。
・dカード:最大1万円
・dカードGOLD:最大10万円
<支払方法によって受け取れる金額が違う>
ご利用中の「dカード(dカードGOLD)」での「クレジットカード一括払い」をした場合のみ、補償金は受け取れます。
dカードでのカード払いの「支払方法」によって、補償を適用できる金額が異なります。
・一括支払い:「新端末の購入金額」「頭金」「事務手数料」に適用
・分割払いなど:「頭金」「事務手数料」のみに適用
<ポイント!>
一括払いしないと、新しいケータイの端末代金の補償をしてもらえません。
分割払いの場合は、「頭金+事務手数料(2,160円)」のみが補償の対象となってしまいます。
最大の補償金額を受けたい場合は、必ず「一括払い」で新端末を購入してください。
<補償金の受け取り方>
・dカードご利用代金の請求額から補償金額を減額することにより補償されます。
・dカードご利用代金が補償金額に満たない場合は、その差額が決済口座に振り込まれます。
※「新規購入した端末の代金は一度実費で支払い、後で端末購入代が返ってくる」と考えた方が無難です。
申請した時期によって、審査が長引き、端末購入代の引き落とし日に、補償金の返金が間に合わない場合があるためです。
※毎月16日から翌月15日までを対象期間とし、ドコモが会員に対する補償を決定した日を含む対象期間の終了日の翌月のdカード利用代金から減額されます。