もしもに備えるスマホの保険とは? オススメの保険を紹介します
2020年11月26日作成
2021年01月15日更新
日々の生活に欠かせないスマートフォン。多くの人が当たり前のように所持していますが、その価格は安くはありません。
格安スマホという選択肢もありますが、iPhoneをはじめとする近年のメジャーなスマホは10万円をこえる機種も珍しくありません。
高額化により同じスマホを長く使う人が増えてきたことで、もしもに備えるスマホの保険が注目されるようになってきました。
そこでこの記事では、スマホの保険について解説しおススメのサービスを紹介していきます。
利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
スマホ保険とは
スマホ保険とは、メーカーの保証対象外となってしまうような故障・トラブルでも補償を受けることが出来るスマートフォン向けの保険・保証のことです。
一般的にメーカー保証は通常利用の範囲で発生した故障(=自然故障)のみが対象のため、過失や事故による故障も補償してもらうためにはスマホ保険を利用する必要があります。
スマホ保険が人気な理由
スマホは壊れやすい
年々素材も改良され耐水性能も強化されているため丈夫な印象がありますが、スマートフォンはあくまで精密機械です。
衝撃や水濡れで内部にダメージが入ると、当然故障してしまいます。最も身近で使う機器だからこそ、何かの拍子にあっけなく故障してしまうことも少なくありません。
スマホの修理価格が高い
スマホを購入するタイミングで修理代金をあまり気にする方はいないと思いますが、実は修理代金がかなり高いです。
たとえば最新のiPhone 12では、画面修理が30,400円、その他の修理が47,800円かかります。他のメーカーのスマホでも画面修理で20,000円ほどします。
スマホ本体の価格が高額化していることで、修理価格も高くなってきているのです。
もちろん高額化しているのにも理由があります。スマホの代表であるiPhoneをはじめXperia、Galaxy、Pixelとどの端末も高性能になっています。カメラ機能も、一眼レフのカメラに負けないくらいのものになっています。
性能が上がるということはパーツがより繊細になるということです。それにつれて端末の価格が高騰し、修理代金も高くなるのは仕方のないことでしょう。
前述の通り、スマホは身近な精密機器であるが故に壊れるリスクが高く、不意に高額な修理が必要になるリスクも高くなっています。
これらのリスクの対策として、スマホ保険が必要になってきているのではないでしょうか。
スマホ保険の種類
スマホ保険の種類は大きくメーカーの保証・キャリアの補償・第三の保証の3つに分類されます。
メーカーの保証
メーカー保証とは、メーカーが独自に定めるその製品の品質を保証する規定のことです。通常使用における自然故障に限り、購入から1年以内であれば無料で修理を受けることが出来るという内容が一般的です。
このメーカー保証があるため、いわゆる不良品を懸念する必要はありません。
無料で受けられる点も大きいですが、過失・事故による故障は対象外ですので、もしものトラブルに備えるにはこれでは不十分です。
ただしメーカーによっては有償の保証サービスを提供しています。代表的なものがiPhoneの「AppleCare+」で、保証を延長し過失・事故による故障も対象とすることができます。
キャリアの補償
キャリアの補償はNTTドコモやau、ソフトバンクといった通信を扱うキャリアが提供する補償で、キャリアでスマホを購入した場合のみ加入することが出来ます。
細部の補償内容はキャリアや機種によって様々ですが、過失・事故による故障も対象となります。ただし、補償自体の月額料金とは別に、修理時に一定の免責金が発生することがほとんどなので注意が必要です。
第三の保証
第三の保証サービスはメーカー、キャリアとは関係のない企業が提供しているサービスです。今回ご紹介するモバイル保険もその一つで、さくら少額短期保険㈱という保険会社が提供しています。聞きなれないとは思いますが、金融庁に認可された正式な保険サービスですので安心して利用できるサービスです。
モバイル保険のここがおススメ!
スマホ保険を利用する主な目的は、金銭的なリスクを小さくすることです。そのためサービスの比較はおトクかどうかが重要になってくると思います。
結論からいうと、先に挙げたメーカーの保証・キャリアの補償と比べてモバイル保険は多くの人におトクなサービスです。
ポイント1:月額700円で年間合計10万円まで補償
モバイル保険の保険料は月額700円(非課税)です。
補償額は年間で合計10万円で、限度額内であれば何度でも利用することが出来ます。
補償額の上限が気になるかもしれませんが、1度の修理で使い切ることはまずありません。高額の修理が複数回が必要になった場合は上限に達してしまうかもしれませんが、メーカーの保証やキャリアの補償でも期間内の利用回数に制限が設けられていたり免責金が発生するので、デメリットとは言えないと思います。
ポイント2:対象はモバイル端末全般、同時に3台まで補償
モバイル保険は、WifiやBluetoothにつながる通信端末全般が対象です。そのためスマートフォンだけでなくタブレットやノートパソコン、ゲーム機、AirPodsのような無線型のイヤホンなども対象で、1契約で3台まで補償対象として登録できます。スマートフォンを3台も持っている人はなかなかいないと思いますが、これらの機器も含めると3台以上持っているという人も少なくないのではないでしょうか。
3台全て登録すると、1台当たりの費用は実質月額233円となりますのでかなりおトクに使うことが出来ます。
修理時の自己負担金なし
モバイル保険の補償は、一度通常通り支払いをして修理を行った後、保険金申請を行うことでかかった分の金額が補填されるという仕組みです。
そのため、限度額の年間合計10万円以内であれば、修理にかかる必要は実質0円となります。
メーカーの保証・キャリアの補償は基本的に利用時に免責金が発生します。月額料金も高いものが多いので、費用面での差は明らかです。
機種変更しても、補償対象を変更して継続利用が可能
モバイル保険はWeb上のマイページから、いつでも補償対象の登録を変更できます。機種変更をした時なども、登録を変更すればそのまま新しい端末に補償を切り替えることが出来るので、継続して利用することが可能です。
メーカーの保証やキャリアの補償は購入した端末に対してかけるため、機種変更をするときなどは新たに補償に入り直す必要があります。また複数の端末を保証する場合にも1つずつ補償の利用が必要になるので、これをモバイル保険1つにまとめられる点もメリットの1つです。
最初に登録した3台をずっと補償してもらうという使い方もありますが、新しい端末を購入するたびに対象を切り替えて、常に最新の端末を登録しておくという使い方も可能です。
モバイル保険がおススメな人
最後に、モバイル保険の利用がおトクになる人をまとめます。
当てはまる人は、ぜひモバイル保険の加入を検討してみてください!
- ・モバイル端末を複数台持っている方
- ・スマホをよく壊してしまう方
- ・通信費の節約を考えられている方
- ・メーカー・キャリアの保証に入り忘れた方
- ・新しい端末を購入した方