「LINEMO(ラインモ)」のサービス内容や使える保険? 情報まとめました!
2021年01月15日作成
2021年02月22日更新
2020年12月22日ソフトバンクグループより新しい料金プランが発表されました。
ソフトバンクとワイモバイルの料金値下げに加えて、オンライン専用の新ブランドの設立が目玉となっています。
「Softbank on LINE」と仮称されたこの新ブランドは、その後2021年2月18日の発表会にてサービスの詳細が発表され、正式名称「LINEMO」として3月17日よりスタートすることとなりました。
どのようなサービスなのか詳しく見ていきましょう。
LINEMOの立ち位置
LINEMOは、傘下だったLINEモバイルを吸収合併して立ち上げる新ブランドです。
ソフトバンクグループとしては既に「ソフトバンク」「ワイモバイル」を展開しており、同じ会社から3つのブランドが展開されることになります。
各ブランドの違いはユーザーのターゲット層です。それぞれコンセプトにあった料金プランを用意し、ユーザーには自身にあったブランドを選択して利用してもらうことを想定しています。3ブランド間の移行に関する手数料は0円で、通信に関してもソフトバンクとして同一の回線を使用することが出来るため、今後は自身にあった料金プランを扱うブランドを選択していくことになります。
LINEMO | オンライン専用ブランド |
---|---|
ワイモバイル | 小中容量ブランド |
ソフトバンク | 大容量ブランド |
LINEMOのサービス内容
LINEMOで提供されるサービスの内容をまとめました。
オンライン専用のプランで、2021年3月17日提供開始となっています。
月額料金 | 2,480円(税抜) |
---|---|
月間データ容量 | 20GB ※LINEでの通信は無制限 |
容量超過時の通信速度 | 最大1Mbps |
容量超過時の容量追加 | 1GBあたり500円(税抜) |
通信 | ソフトバンクの4G・5G |
eSIM | 対応 |
音声通話 | 30秒につき20円 月額500円で5分以内かけ放題 月額1,500円で無制限かけ放題 |
手数料 | ソフトバンク・ワイモバイルとの切り替え時の手数料は無料 |
他ブランドとの比較
今回の発表では、同時にワイモバイルとソフトバンクの新料金プランも発表されました。
月間のデータ通信量が20GB前後まででオンラインの操作も苦にしないという人には、LINEMOのプランは大変魅力的です。
ソフトバンクのメリハリプランも安価になった上に通信量の上限もなくなっているため、毎月大容量の通信を行うユーザーはこれを使えば間違いないさそうです。
ただワイモバイルのシンプルプランで用意された容量は3GB・15GB・25GBの3パターンとなっていますが、15GB・25GBのプランは料金か容量がソフトバンクオンラインのプランと同じです。この差額・容量の差が店頭でサポート受けるための料金ということになります。
ソフトバンク | ワイモバイル | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|---|
メリハリ無制限 | シンプルS | シンプルM | シンプルL | ||
月額料金 | 6,580円 | 1,980円 | 2,980円 | 3,780円 | 2,480円 |
割引適用料金 | 4,480円~ | 900円 | 1,900円 | 2,700円 | |
データ容量 | 使い放題 | 3GB | 15GB | 25GB | 20GB |
容量超過時の速度 | – | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
LINEで手続き
LINEMOは、LINE上で手続きができるようになるそうです。
現在多くの人が連絡手段として使用しているアプリですので、これで手続きが出来るのは簡単で嬉しいですね。
詳しい手順に関しては、手続きが可能になりましたら順次まとめていきます。
eSIMに対応
LINEMOはeSIMに対応します。
eSIMとは、SIMカードの抜き差しを行うことなく通信を行うことが出来るようにする機能です。スマホは本来、必要な情報が書き込まれたSIMカードを刺すことで通信を行えるようになるのですが、eSIM対応のスマホには予め中身のない状態のSIMが入っており、情報を後からダウンロードして書き込むことで使えるようにすることが出来るのです。
今回発表されたLINEMOは、オンライン専用のブランドです。オンラインの手続きのみで完了することが出来るので、ブランドのコンセプトに合ったサービスといえます。
欠点は、eSIMに対応している端末がまだ少ないことです。iPhoneではiPhone 11以降の端末が対応しており、iPhone XSやiPhone XRなどiPhone 11より前に発売された機種を使っている場合には非対応となります。
eSIM非対応の機種で回線変更を行う場合にはやはりSIMカードの交換が必要であり、SIMカードの着荷を待ち、差し替え、元々使っていたSIMカードを返送するといった対応を行うことになります。
LINEMOで使えるスマホの保険・保証
スマホの契約につきものなのがスマホの保険・保証です。スマホが壊れてしまった時に、安価で修理や交換をしてもらうためのサービスですが、新ブランドのソフトバンクオンラインで使える保険・保証は何があるのでしょうか。
現時点では特に情報が出ていないため、LINEMOからは補償サービスが用意されないのかもしれません。
もし用意されたとしても、手数料の無料化や2年縛りの撤廃など、スマホの通信は選択がしやすい環境になってきている中、キャリアが提供する補償はその切り替えをしづらくする要因ともなりえます。
キャリアを変更したから補償が切れた、では使う意味がなくなってしまいます。
実はスマホの保険には、機種変更やキャリア変更しても継続して利用できるサービスがあります。
LINEMOの利用を機に、モバイル保険を使ってみませんか?
1. モバイル保険とは
モバイル保険は、月額700円で年間合計10万円まで、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般を補償してくれるスマホの保険です。
メーカーの保証、キャリアの補償と比較してもお得な内容ですので、ソフトバンクオンラインのユーザーでなくても利用をおススメしたいサービスです。
2. 機種変更・キャリア変更しても補償を継続できる
通常の補償サービスは購入したものに対してかけるサービスですが、モバイル保険は「人」に対してかけるサービスです。その人が持っているモバイル端末を補償するという物なので、新しいスマホを買った時やキャリアを変更したときにも、登録の情報を変更しておくだけでそのまま補償を継続するすることが出来ます。
LINEMOは新規のブランドですので、現在ワイモバイル・ソフトバンクの補償サービスを利用していても引き継ぐことが出来ない可能性が高いです。
今後も同様に補償サービスで悩むことがないよう、モバイル保険を使うのがおススメです。
3. 壊れたときの修理はどの修理店でもOK
LINEMOは全てオンラインでの対応で、店頭でのサポートはありません。
端末の故障を始め、トラブルが起きたときにちゃんと解決できるか、解決できるとしても郵送対応などで時間がかかるのではないか、など細かい点も気になります。
キャリアショップは頼ることが出来ませんが、スマホの修理店自体は街中に多数あります。
LINEMOを使用する際は、そういった街中の修理店を使うのも1つの考えです。
当店もiPhone・Google Pixel・Xperiaの修理を扱うスマホの修理店です。不具合の解消やアプリの使い方の解説、設定の代行などスマホのトラブル全般のサポートも行っております。しかしこういった修理店では、キャリアの補償を使うことが出来ません。
どこの修理店で修理しても補償をうけられるというのも、モバイル保険のメリットの1つです。