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モバイル保険のサービス詳細|加入条件と保証内容まとめ

2019年03月28日作成
2020年05月26日更新

モバイル保険のサービス詳細|加入条件と保証内容まとめ

スマホ本体の価格が高騰しているため、AppleCare+やキャリア保証の料金も以前と比べて高くなっています。
そのため、AppleCare+やキャリアの保証よりも料金が安く、補償内容が充実しているモバイル保険が注目されています。


この記事では、モバイル保険のサービス詳細や加入条件の説明、AppleCare+との比較をします。

スマホの保証に入るか迷っている人や、既にAppleCare+やキャリアの保証に加入済みで、月額料金を安くしたい人は参考にしてみてください。

目次

モバイル保険とは

モバイル保険は、さくら少額短期保険株式会社が提供しているスマホやタブレットなどの保険サービスです。

この後、詳細を説明しますが、キャリアやメーカーの補償よりも優れている点は、補償対象、補償期間、補償金額、サービス利用料金、加入条件です。

モバイル保険の補償金額

モバイル保険の補償適用時に支払われる保険金は以下の様になっています。
保険金の申請はマイページから簡単にできます。

補償金額

対象端末 修理可能の場合 修理不能の場合
主端末
(必須1台)
最大100,000円 登録端末の購入金額
もしくは25,000円いずれか低い金額
副端末
(任意・最大2台)
最大30,000円 登録端末の購入金額
もしくは7,000円いずれか低い金額

モバイル保険は、一つの申込みで主端末1台と副端末2台の最大3台まで補償されます。

主端末に比べると副端末は保険金が少額ですが、複数の端末を持っている場合、申し込み後に副端末の登録を忘れないようにしてください。

モバイル保険の月額料金

モバイル保険の料金は、月額700円(非課税)です。
※WEB申込みの場合、支払方法はクレジットカードのみです。

月額700円は大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の補償と比較すると安く、故障して補償を適用する際も追加でお金がかからないというメリットがあります。
iPhoneの最新機種の場合、ドコモは750円/月、auは1,190円/月、ソフトバンクは1,160円/月の料金がかかります。

更に、故障して補償を適用する際に、ドコモは一律11,000円、auとソフトバンクは3,400円か11,800円を請求されます。

補償サービスの月額料金比較

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone Xの場合

サービス 月額
モバイル保険 700円(非課税)
ドコモ 750円(税抜)
au 1,190円(税抜)
ソフトバンク 1,160円(税抜)

月額料金だけではなく、補償適用時に追加で料金が発生しない点でもモバイル保険はおすすめです。


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モバイル保険の補償期間と補償回数

モバイル保険の補償期間は、契約期間中ずっと補償されます。
補償回数は1年間で10万円までであれば何度でも補償されます。
大手携帯キャリアの補償と比較すると以下の様になります。

補償期間と補償限度比較

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone Xの場合

サービス 補償期間 補償限度
モバイル保険 契約期間中 1年毎に10万円
ドコモ 2年 1年毎に2回
au 4年 4年間で4回
ソフトバンク 契約期間中 2年毎に2回

長期間同じ端末を利用する人には、モバイル保険やソフトバンクの様な補償期間が契約期間中続くサービスがおすすめです。

モバイル保険の対象端末

モバイル保険は、スマホだけではなく、無線通信が可能な機器も補償対象です。
無線通信とは、モバイルデータ通信やWi-Fi、Bluetoothに繋がるものをさします。
スマホ以外のタブレットなど高額な端末の補償としても利用可能です。

対象端末

・スマートフォン
・タブレット
・ノートパソコン
・スマートウォッチ
・モバイル音楽プレイヤー(iPod等)
・携帯ゲーム機(ニンテンドーDS等)
・モバイルルーター

■端末組み合わせ例

「スマートフォン(主)+タブレット(副)+ノートパソコン(副)」
など、自分の所有する端末にあった組み合わせができます。

また、モバイル保険は、キャリアの補償とは異なり、端末買い替え時も補償が継続できます。
マイページから登録している古い端末を新しく購入した端末に変更するだけで、引き続き補償を受けられます。

モバイル保険の加入条件

モバイル保険の加入条件は、AppleCare+や携帯キャリアと比較すると加入しやすくなっています。

まず、AppleCare+と携帯キャリアでは、端末購入と同時か長くても30日以内しか補償に加入できる期間がありません。
購入と同時の場合、検討する時間すらありませんので、自分に合った補償か、補償が必要かじっくり検討できません。

モバイル保険の加入は端末購入から1年未満

モバイル保険は、端末購入から1年未満であれば保険に加入することが可能なため、じっくり検討することができます。

加入時に端末が故障していないことが必須条件なので、故障してから加入はできません。心配な方は端末購入後、早めに加入するようにしてください。

端末購入から1年以上経過していても加入可能

端末購入から1年以上たっている場合でも、次の条件を全て満たす場合は、モバイル保険に加入することができます。

①メーカー(Apple等)または携帯キャリアが提供する有償の補償サービスに加入中
②その補償サービスにより補償が受けられる状態

端末購入から1年以上経過した状態で、モバイル保険に加入する具体例として、以下のケースがあげられます。

①AppleCare+や携帯キャリアの補償期間がもう少しで終了してしまう
補償期間が終了する前にモバイル保険に加入

②大手携帯キャリアから端末はそのままで格安スマホへ乗り換え
大手携帯キャリアを解約する前にモバイル保険に加入

スマホ本体の端末代金が高騰して、修理料金も高くなっていますので、契約が継続している限り補償されるモバイル保険に乗り換えておくことをおすすめします。

中古のスマホでもモバイル保険は加入可能

最近、中古のスマホを購入する人が増えてきていますが、中古のスマホを購入して困ることは、端末の補償がないため故障すると実費で修理をするしかありません。

モバイル保険では、中古スマホでも販売しているショップが3ヵ月以上の補償を付けている場合は、モバイル保険に加入ができるようになっています。
そのため、中古スマホを購入してモバイル保険に加入したい場合は、購入するショップが3ヵ月以上の補償をしているか確認しましょう。
※オークションや友人・知人からの購入は対象外です。


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モバイル保険の補償対象と対象外のトラブル

モバイル保険で補償の対象となるトラブルは、「損壊」「水濡れ、水没」「全損」「外装破損」「盗難」が対象です。

普段起こる故障はほとんどカバーしていますが、保証対象外のトラブルや事由もあります。

保証対象外トラブル・事由

① 保険の対象の自然の消耗もしくは劣化または性質による変色、変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、はがれ、肌落ちその他類似の事由またはねずみ食いもしくは虫食いなどによって生じた損害
② 保険の対象の欠陥によって生じた損害
③ 保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反によって生じた損害
④ 被保険者と世帯を同じくする親族の故意によって生じた損害
⑤ 置き忘れまたは紛失によって生じた損害
⑥ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害
⑦ 水災によって生じた損害
⑧ 台風、旋風、暴風、暴風雨等の風災によって屋外に所在する保険の対象に生じた損害
⑨ 購入から1年以内のメーカーの瑕疵による故障などによる損害
⑩ 日本国外で生じた損害
 ※上記以外の免責事由に関しては「普通保険約款」をご参照ください。

モバイル保険公式HP 重要事項説明書より引用)

対象外についてわかりやすくまとめますと

・紛失は対象外
・日本国外で起きた故障は対象外
・消耗や劣化は対象外
・購入1年以内の自然故障等はメーカー保証があるため対象外
・故意や重大な過失による故障は対象外
・天災による損害は対象外(火災は対象)
となります。

紛失以外のトラブルに関しては、大手キャリアが補償する内容と同等です。



モバイル保険とAppleCare+の比較

ここまでモバイル保険の紹介をしてきましたが、iPhoneを利用している場合、携帯キャリア以外にもAppleCare+というアップルが提供している有償の補償サービスに加入ができます。

メーカーであるアップルの補償サービスとモバイル保険の比較を表にまとめました。

モバイル保険とAppleCare+比較

サービス モバイル保険 AppleCare+
料金 月額700円(非課税) 一括12,800~22,800円(税抜)※機種によって異なる
加入時期 購入から1年未満 購入から30日以内
補償期間 契約期間中 iPhone購入から2年間
補償内容 最大10万円まで保険金支払い 画面損傷は3,400円(税抜)、その他の損傷は11,800円(税抜)で修理可能
補償回数 1年間で合計10万円まで 2年間で2回まで
紛失 対象外 対象外
盗難 対象 対象外
海外 日本国外の事故は対象外 対象
※Appleのサービス利用が受けられる国で補償を受けることも可能
その他 テクニカルサポートが2年間に延長

iPhoneの最新機種の修理料金は、画面修理で約3万円、画面以外の修理で6万円以上かかります。
そのため、うっかり落として壊してしまうことが多い人や故障が心配な人はいずれかの補償に入っていた方がいいかもしれません。

どの補償に入るか選ぶ際に、補償期間(長く端末を使うかどうか)、料金、補償適用時に追加でお金がかかるかどうか、海外で利用するかどうかなどを考えて、自分に合った補償を選んでください。


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モバイル保険をおすすめする理由

携帯キャリアの補償や、Appleなどメーカーの補償がありますが、私はモバイル保険をおすすめしています。


モバイル保険をおすすめする5つの理由

①料金が安い

モバイル保険は、他の補償と比べると月額換算で50円~500円お得です。

②加入可能期間が長い

他の補償は最長で端末購入から30日までしか加入できませんが、モバイル保険は端末購入から1年まで加入できます。
※条件がそろえば端末購入から1年以上でも加入可能

③補償期間が長い

モバイル保険は、契約期間中ずっと補償されるため、同じ端末を長く利用する人には安心です。

④追加で料金が発生しない

モバイル保険は、補償適用時に追加で料金が発生しません。(修理費用が保険金として返ってきます)

⑤3台まで補償できる

モバイル保険は、700円の月額料金で最大3台まで端末を補償します。副端末として2台まで追加登録できます(副端末の補償料金は少し低くなります)

これらの理由から、スマホのどの補償に入るか迷ったらモバイル保険に入ることをおすすめします。


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