iPhone XSの修理代や保険の費用はどれぐらい？ AppleCare+は必要なのか？

2018年12月07日作成
2021年08月12日更新

1. iPhoneXSの性能について

iPhoneXSは前年のモデルであるiPhoneXと比べて何が変わったのでしょうか。
主な違いをまとめまていきます。

 

防水機能

防水性能は、防塵性能とともにIPコードと呼ばれる日本産業規格（JIS）および国際電気標準会議（IEC）で定められた電気機器などの防塵・防水性能についての指標で表現されます。
「IP」と2つの数字によって表され、前の数字が防塵、後ろの数字が防水性能を示しています。

iPhoneの防水・防塵性能は、iPhoneXが「IP67」に対してiPhoneXSは「IP68」となっています。
つまり防塵性能は変わらず、防水性能が向上していることになります。
具体的にはiPhoneXは最大水深1メートルで最大30分間の耐性だったのに対し、iPhoneXSは最大水深2メートルでも最大30分間の耐性を持つようになりました。

防塵の「6」と防水の「8」はそれぞれ最高ランクでこれ以上の基準はない性能ということですが、これはあくまで新品状態のiPhoneによって行われていることを失念してはいけません。
使用していればiPhoneは少なからず衝撃をうけており、がゆがんで僅かな隙間が出来てしまうことも十分にありえますので、過信はしないように注意しましょう。

 

カラーバリエーション

カラーバリエーションについては、iPhoneXSからはゴールドが追加されてます。シルバー・ブラックと比べると高級感のあるカラーではないでしょうか。
選択肢が増えるのはうれしいですね。

機能面

ストレージ容量

iPhoneXは64GBと256GBの展開でしたが、iPhoneXSでは512GBが追加されています。写真撮影や動画・音楽のダウンロード、ゲームなどをしていると、容量は意外と簡単に大きくなっていきます。よく使う人には、大きいストレージが選べることは重要です。

 

カメラ

カメラ自体の性能はiPhoneXもiPhoneXSも同じですが、機能が強化されています。
写真撮影を楽しみしたい人には嬉しい機能です。

・ポートレートモード
ポートレートモードで撮影した写真の背景のぼかし具合を後から自由に変えることが出来るようになりました。
過剰にぼけてしまった場合にも自然な写真に修整することが出来ます。

・スマートHDR
逆光や暗所などの映りが悪くなるような場所での撮影も、連続撮影した複数の写真を合成することで白飛びや黒潰れをなくして鮮やかな写真を撮ることが出来ます。

 

予備電力機能付きエクスプレスカード

iPhone XSは「予備電力機能付きエクスプレスカード」に対応しています。

iPhoneはSuicaの代わりとして電車の自動改札機などで使用できますが、万が一、外出時に本体が電源切れとなったとしても予備電力により、数時間はICカードとして利用できるという機能です。
iPhoneをSuicaの代わりに出来るのは大変便利でしたが、電池が切れて改札が通れないというのは困ります。この機能により充電切れを怖がる必要はありません。

 

デュアルSIM対応

通常のスマートフォンに差せるSIMカードは1つですが、iPhone XSはnanoSIMカード1つとeSIM1つの2つデュアルSIMに対応できるようになりました。

eSIMとは機種本体に搭載されている埋め込み型SIMのことで、Android端末の用に物理的に2枚のSIMカードは装着できませんが、eSIMに対応している回線業者と契約をすることで、二つの回線を利用することができます。

 

iPhoneXSの価格

2020年12月現在、Appleやキャリアでは販売が終了しています。
購入する場合には中古品で探すことになります。

iPhoneXSを中古で購入する際の価格は4万円～6万円が相場となっており、傷や汚れの状況に応じて価格が変動します。
安いからと言って安易に購入してしまうと、粗悪品を手にしてしまうおそれもあります。
最近ではオンラインで中古端末を購入出来るサイトも増えています。実物を見れない分、端末の写真が色々な角度から撮影されたものが見られるようになっており、ちゃんと選べば品質にも問題ありません。

 

iPhoneXSの故障した際の修理代金

iPhoneXSが故障した時の修理代金はAppleCareに加入している場合と加入していない場合で代金が変わってきます。

 

AppleCare+は、故障時に安価で修理をしてもらうことができる保証サービスです。劣化が認められる場合にバッテリーの無償交換をしてもらうことも可能です。

AppleCare+自体の料金は1月あたり950円です。その上で修理時にも安価とはいえ費用が発生するので、そこまで加味して費用検討する必要があります。

修理を行えるのは正規プロバイダのお店(Apple Storeやカメラのキタムラ、一部ビックカメラ・エディオン等)のみです。
これらの店舗は当日に店舗に行っても対応してもらえないくらい店が混んでいる可能性があり、予約もすぐにはとれないことが少なくありませんので注意です。

また、保証期間が2年間ですので、それ以降は保証が補償が切れてしまいます。現在スマホは高額化の傾向に傾向にあることで買い替えサイクルは伸びており、2年以上使うことも多いため、足りないという判断も十分に考えられます。

 

モバイル保険

当店は、メーカーでも携帯キャリアでもありませんが、おススメの保証サービスをご案内しています。ル保険」をご案内しております。それがモバイル保険で、さくら少額短期保険㈱という保険会社が提供しています。聞きなれないとは思いますが、金融庁に認可された正式な保険サービスですので安心して利用できるサービスです。

 

ポイント1：月額700円で年間合計10万円まで補償

モバイル保険の保険料は月額700円（非課税）です。
補償額は年間で合計10万円で、限度額内であれば何度でも利用することが出来ます。

補償額の上限が気になるかもしれませんが、1度の修理で使い切ることはまずありません。高額の修理が複数回が必要になった場合は上限に達してしまうかもしれませんが、メーカーの保証やキャリアの補償でも期間内の利用回数に制限が設けられていたり免責金が発生するので、デメリットとは言えないと思います。

 

ポイント2：対象はモバイル端末全般、同時に3台まで補償

モバイル保険は、WifiやBluetoothにつながる通信端末全般が対象です。そのためスマートフォンだけでなくタブレットやノートパソコン、ゲーム機、AirPodsのような無線型のイヤホンなども対象で、1契約で3台まで補償対象として登録できます。スマートフォンを3台も持っている人はなかなかいないと思いますが、これらの機器も含めると3台以上持っているという人も少なくないのではないでしょうか。
3台全て登録すると、1台当たりの費用は実質月額233円となりますのでかなりおトクに使うことが出来ます。

 

修理時の自己負担金なし

モバイル保険の補償は、一度通常通り支払いをして修理を行った後、保険金申請を行うことでかかった分の金額が補填されるという仕組みです。
そのため、限度額の年間合計10万円以内であれば、修理にかかる必要は実質0円となります。

メーカーの保証・キャリアの補償は基本的に利用時に免責金が発生します。月額料金も高いものが多いので、費用面での差は明らかです。

 

機種変更しても、補償対象を変更して継続利用が可能

モバイル保険はWeb上のマイページから、いつでも補償対象の登録を変更できます。機種変更をした時なども、登録を変更すればそのまま新しい端末に補償を切り替えることが出来るので、継続して利用することが可能です。

メーカーの保証やキャリアの補償は購入した端末に対してかけるため、機種変更をするときなどは新たに補償に入り直す必要があります。また複数の端末を保証する場合にも1つずつ補償の利用が必要になるので、これをモバイル保険1つにまとめられる点もメリットの1つです。
最初に登録した3台をずっと補償してもらうという使い方もありますが、新しい端末を購入するたびに対象を切り替えて、常に最新の端末を登録しておくという使い方も可能です。

 

まとめ

iPhoneXSの修理と保証に関してまとめていきました。
修理価格や保証サービスの費用から、利用を判断してください。端末代も修理代も高額となっていますので、やはり何かしらの利用はお勧めしたいところです。

モバイル保険の詳しい説明はこちらからどうぞ↓

 

 

「モバイル保険」のお問い合わせ先

モバイル保険サービスセンター（受付時間　9：00～18：00）：0570-067-789