iPhoneをリカバリーモードにするやり方について|操作方法を解説
2021年08月02日作成
iPhoneの不具合によっては、再起動や強制再起動では戻らないことがあります。そこで、一度iPhoneを初期化して不具合を解消する方法としてiPhoneのリカバリーモードがあります。
iPhoneのリカバリーモードのやり方を解説しているので参考にしてください。
iPhoneリカバリーモードとは?
IT用語としてのリカバリー(recovery)には、対象を「初期状態に戻す」という意味があります。
つまり、リカバリーモードは、強制的にiPhoneを初期化することができる方法ということです。
リカバリーモードからiPhoneを復元することで、問題が解決して通常通りにiPhoneを使用できるようになることがあります。
iPhoneをリカバリーモードにするやり方の解説
iPhoneをリカバリーモードにする方法を説明します。大前提として、パソコンが必要になります。iPhone本体だけでリカバリーモードにはできないので、パソコンを準備(買う・借りる)するか、正規サービスプロバイダや非正規のiPhone修理店に相談しましょう。
パソコンからiPhoneをiTunesと接続する
1点、iTunesとの接続を説明する前に注意点があります。iTunesのバージョンが最新になっているか確かめてください。バージョンが古い場合に正常に完了しなくなる恐れがあります。可能であれば、バージョンアップしてからiTunesと接続しましょう。
①iPhoneとパソコンをケーブルでつないでiTunesを起動して接続します。
②iPhoneの強制再起動します。
③Appleのリンゴマークが表示されるが、そのままボタンを押し続けます。
④iPhoneの画面にケーブルとiTunesマークが表示されたら接続完了です。
iPhoneの強制再起動についてですが、iPhone機種によってやり方が異なります。機種ごとに強制再起動の方法を解説している「iPhone強制再起動のやり方について|iPhoneモデルごとに解説」を参考にしてください。
リカバリーモードに切り替えたら、下記のように表示されるメッセージを確認しながら、自身に当てはまるものを選択してください。
①「更新または復元を必要としているiPhoneに問題があります。」というメッセージが表示されたら「復元」を選択してください。
※iPhoneの不具合を直したい場合は「更新」
②「お使いのiPhoneを工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」というメッセージ表示されたら「復元と更新」を選択してください。
以上の方法で、リカバリーモードから復元することができます。しかし、工場出荷時に戻るので、データは消えてしまいます。
データのバックアップを常に取っておく
最新のデータはこまめにバックアップを取って置くことをおすすめします。
iPhoneをリカバリーモードは、前述のとおりで初期の状態に戻すことです。つまり、これまでのデータは消えて無くなってしまうからです。
リカバリーモードを使用する場合は、何かしらiPhoneに不具合があるためですが、不具合がいつ起こるかわかりません。
少し前まで普通に動作していたのに、「挙動がおかしくなった」、「電源が落ちて起動ができない」など急に起こる場合がほとんどです。
いつ、データが消えてしまっても問題が起きないように、データのバックアップは常に最新のものを取ってこくことが大切です。
勝手にリカバリーモードに切り替わった場合に解除する方法
iPhoneに不具合があり、勝手にリカバリーモードに切り替わってしまうことが稀にあります。
リカバリモードは、iPhoneを不具合から元に戻すための方法ですが、データをバックアップしていない場合に、データが消えてしまいます。
勝手にリカバリーモードに切り替わった場合に初期化せずに解除できることもあります。下記の記事を参考にしてください。