「ahamo」は最新のiPhoneやAndroid端末でも使えるのか? 対応機種をまとめてみた
2021年01月15日作成
2021年03月05日更新
NTTドコモから新料金プラン「ahamo」が発表されました。
複雑な割引や条件がなく、データ容量20GBで月間2,700円というシンプルかつ安価なプランです。
その安さから乗り換えを考えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、気になる対応機種や機種変更の方法についてまとめていきます。
ahamoのサービス内容
Ahamoのサービス内容をまとめました。
サービスの提供は2021年3月26日の開始予定です。
キャンペーンサイトにて先行エントリーが開始されており、ドコモポイントが3,000ポイントもらえるそうです。
月額料金 | 2,700円(税抜) |
---|---|
月間データ容量 | 20GB |
容量超過時の通信速度 | 最大1Mbps |
容量超過時の容量追加 | 1GBあたり500円(税抜) |
通信 | ドコモの4G・5G |
音声通話 | 1回あたり5分以内の国内通話無料 月額1,000円(税込)でかけ放題オプション利用可 |
事務手数料 | 「新規契約事務手数料」「機種変更手数料」「MNP転出手数料」は無料 |
海外での利用 | 82の国々・地域で追加料金なく利用可 |
ahamoの対応機種は?
機種変更を検討する場合、自身の端末が対応しているのかは気になるところです。
現在発表されているahamoの対応機種は、ドコモで取り扱っているAndroid端末72機種、iPhone 21機種の計93機種です。
他社取り扱いのスマホに関しても動作確認が取れたものは随時発表されるようですが、Androidはメジャーなシリーズはしっかりと抑えられており、iPhoneもiPhone 6以降は対応しているので、大部分の人は問題なく利用できそうです。
SIMロック解除の方法
ドコモ以外のキャリアで購入したスマホを使用している場合は、自社の回線しか使用できないようSIMロックがかかっているため、SIMロック解除を行う必要があります。
利用中のキャリアで解除することが出来るので、ahamoの手続き前に済ませておきましょう。
店頭では手数料がかかってしまいますので、無料で手続きできるオンラインで行うのがおススメです。
それぞれのマイページにログインする必要があるので、ID・パスの入力や二段階認証などの手間はありますが、手続き自体はシンプルで簡単に進められます。
尚、SIMロック解除についてはドコモユーザーであっても必要な可能性があります。
これはAhamoは元々UQモバイルやワイモバイルと同様にドコモのサブブランドとして展開予定だったと思われるためで、現に提供開始直後はMNPが必要で、SIMカードの差し替えが必要かどうかも現時点では「対応を検討中」とされています。
2021年5月以降であればドコモのユーザーであればプラン変更のみで利用できるということなので最終的には不要ですが、提供開始のタイミングではSIMロック解除が必要になるかもしれません。
12月22日の発表で、既存のドコモユーザーの場合、サービス提供開始直後から簡単なプラン変更のみでAhamoが利用できることになりました。
MNPもSIMロック解除の手続きも不要となります。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
オンライン | こちらから (無料) |
こちらから (無料) |
こちらから (無料) |
電話 | ドコモのスマホで「151」 ※条件あり |
不可 | 不可 |
店頭 | 手数料3,000円 | 手数料3,000円 | 手数料3,000円 |
ahamoの利用方法
ahamoを使うにはどうすればよいのでしょうか。
ahamoの手続きは全てオンラインとなっており、公式サイトから行います。
ドコモショップでは対応しないと明言されてますので、注意が必要です。
公式サイトの申し込みページは、サービスの提供が開始する3月26日より公開されるようです。
新規契約の際には本人確認書類が必要になりますので、事前に用意しておきましょう。
また、未成年の場合にはahamoを契約することは出来ず、親権者が契約をした上で利用者として登録を行う必要があります。
この場合、契約者の本人確認書類とは別に、利用者の氏名・生年月日を確認できる書類も必要となります。
機種変更やドコモからのプラン変更の方法
新規契約と同じく、ahamoの公式サイトから手続きを行います。
ページは3月26日以降の公開となるようです。
故障やトラブルに備える
Ahamoの受付はオンラインのみで、Webサイトや専用アプリでの対応です。
故障や紛失、盗難などの緊急を要するトラブルに関しては、専用の電話窓口が開設される予定とのことですが、店頭ではおそらく対応してもらえません。
スマホの故障やトラブルが起きた場合にはどうすればよいのでしょうか。
スマホの修理店自体は、街中に多数あります。キャリアを頼れない場合に備えて、第三者の修理店を利用することも想定しておくことをお勧めします。
当店iCrackedもスマホの修理店の1つで、iPhoneやGoogle Pixel、Xperiaの一部機種の修理を実施しております。
そして、このようなキャリア以外の修理店を使う場合、当然キャリアの補償サービスを利用することはできません。
もしもの時のためにモバイル保険の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
1. モバイル保険とは
モバイル保険は、月額700円で年間合計10万円まで、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般を補償してくれるスマホの保険です。
メーカーの保証、キャリアの補償と比較してもお得な内容ですので、Ahamoでなくても利用をおススメしたいサービスです。
2. 好きな修理店を利用可能
モバイル保険は、あくまで費用負担を補償するサービスです。
スマホが故障した際に使用する修理店は、メーカーやキャリアはもちろん非正規の街の修理店でも問題がなく、ユーザーが自由に選択することが出来ます。
ドコモが利用できない、ドコモの補償サービスが利用できない場合にも、信頼できる修理店に持ち込んで修理・相談を依頼してください。
3. ahamoの変更・乗り換え時には補償の切り替えが必要?
ahamoでは、「ケータイ補償サービス」もしくは「AppleCare+ for iPhone」を利用することが出来ます。
ドコモの他のプランで補償を契約中の場合にはその契約を引き継ぐことができ、月額利用料金も変わりません。
また、ahamoとしても3種類のスマホが取り扱われるので、契約時に新規に購入した場合にも加入することが出来ます。
一方で、いわゆる持ち込み端末の場合には補償に加入することが出来ないため、SIMフリースマホを始めドコモ以外で購入したスマホを利用する場合には補償を契約することが出来ません。
他社の補償に加入していた場合には、補償が切れてしまうことになります。
モバイル保険であれば、機種変更やキャリアの変更をしても登録内容を変更することで、そのまま継続利用することが出来ます。
購入から1年以内、もしくはキャリアなどの補償適用中であれば登録することが可能なので、ahamoに切り替えても問題なく補償されます。
今後機種を変更したりキャリアを変更したりといった時にも便利なので、この機に加入するのもオススメです。