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「ahamo(アハモ)」は乗り換えた方がいい? キャリアのプランと比較してみた!

2020年12月14日作成
2021年03月05日更新

2020年12月3日、NTTドコモより新料金プラン「ahamo」が発表されました。
従来のプランと一線を画す内容で、発表直後から注目を集めています。

ポイントはやはりその安価な料金設定です。ドコモのユーザーはもちろん、他キャリアからMNPで乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。
ahamoはデータ通信容量20GBまで使えるプランですが、現在通信料を抑えて使っている場合でもおトクになる可能性があるほどの安価なプランです。
既存のプランと比較をしてみましょう。

目次

ahamoのサービス内容

Ahamoロゴ
ahamoの提供は2021年3月開始予定です。
サービス内容の内容は下記のようになっています。

月額料金 2,700円(税抜)
月間データ容量 20GB
容量超過時の通信速度 最大1Mbps
容量超過時の容量追加 1GBあたり500円(税抜)
通信 ドコモの4G・5G
音声通話 1回あたり5分以内の国内通話無料
月額1,000円(税込)でかけ放題オプション利用可
事務手数料 「新規契約事務手数料」「機種変更手数料」「MNP転出手数料」は無料
海外での利用 82の国々・地域で追加料金なく利用可

 

ahamoの特徴

既存プランと異なるAhamoの特徴です。

1. 手数料や割引がない

ahamoは、新規契約事務手数料MNP転出手数料がなく、ドコモに用意されている既存の割引を適用することもできません。料金はほぼ変わることがなく非常に分かりやすいです。

 

2. 受付はオンラインのみ

申込をはじめとするahamoの受付は全てオンラインでの対応となっています。
店頭や電話でのサポートがなく口頭でやり取りすることが出来ないため、スマホや通信に関してある程度知識がない場合には使いづらいかもしれません。

 

3. キャリアメールが利用できない

ahamoではドコモから提供される「@docomo.ne.jp」のキャリアメールを利用することが出来ません。
連絡や各種サービスの登録に使っている場合には、事前に別のアドレスを取得して変更していく必要があります。

 

ドコモからの切り替え

既存のドコモユーザーがahamoに切り替える場合の比較を行います。
比較するプランは、2020年12月現在で提供されている「5Gギガライト」「5Gギガホ」「ギガライト」「ギガホ」です。

料金プラン データ量 月額合計
ahamo 20GB 2,700円
ギガライト
5Gギガライト
~1GB 3,850円
~3GB 4,850円
~5GB 5,850円
~7GB 6,850円
ギガホ 30GB 7,850円
5Gギガホ 100GB 8,350円
割引サービス 割引料金
dカード払い -170円
みんなドコモ割 2回線 -500円
3回線 -1,000円
ドコモ光セット割 -1,000円
ギガホ割 -1,000円

※ahamoに合わせて、従来プランは5分以内の国内通話無料オプション(月額700円)を加算しています。
※ギガライト・ギガホは、2年縛りで利用している場合、月額料金は上記の-170円となります。
※dカード払いは、2年縛りで利用している場合には適用されません
※みんなドコモ割は、同一契約で利用している回線の数に応じた割引で、それぞれの回線で適用されるため3回線利用している場合には計3,000円の割引となります。
※ギガホ割は、「ギガホ」「5Gギガホ」の場合に、申込月を含む最大6ヶ月適用されるキャンペーンです。

 

auからの切り替え

続いてauからの切り替えの場合です。
ドコモに比べると、プランによって使える割引・使えない割引があり、料金が分かりづらくなっています。

ピタットプラン 4G LTE / 5G データMAX
4G LTE
データMAX
5G
データ通信容量 ~1GB ~4GB ~7GB 30GB 30GB
月額料金 3,950円 5,450円 6,950円 8,450円 9,450円
家族割
プラス
2人 -500円 -500円 -500円 -500円 -500円
3人 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
4人 -2,020円 -2,020円
auスマートバリュー -500円 -500円 -1,000円 -1,000円
スマホ応援割Ⅲ -1,000円 -1,000円
5Gスタート割 -1,000円

※ahamoに合わせて、従来プランは5分以内の国内通話無料オプション(月額800円)を加算しています。
※いずれのプランも2年縛りで利用している場合、月額料金は上記の-170円となります。
※データMAXプランは、データ利用量が合計2GB以下の月は1,480円割引となります。
※スマホ応援割Ⅲは、申込翌月から6ヶ月適用されます。
※5Gスタート割は、申込翌月から1年間適用されます。

 

ソフトバンクからの切り替え

ソフトバンクの料金プランを整理します。

ソフトバンクは、従量のピタットプランでは家族割が使えず適用できる割引が少ないため、料金的なメリットはほとんどありません。
使い放題のメリハリプランは、データ容量が50GBありahamoの倍以上となっています。
料金そのものはahamoが明らかに安価ですが、毎月の通信量が20GBを大きく超える場合は、メリハリプランの方がおトクかもしれません。

ミニフィットプラン
(4G/5G)
メリハリ
プラン4G
メリハリ
プラン5G
データ通信容量 ~1GB ~2GB ~5GB 50GB 50GB
月額料金 4,780円 6,780円 8,280円 8,280円 9,280円
半年おトク割 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
みんな
家族割+
2人 -500円 -500円
3人 -1,500円 -1,500円
4人 -2,000円 -2,000円
おうち割 光セット -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円 -1,000円
5G 1年おトク
キャンペーン
-1,000円

※ahamoに合わせて、従来プランは5分以内の国内通話無料オプション(月額800円)を加算しています。
※半年おトク割は、申込月の翌月から6ヶ月適用されます。
※みんな家族割+は、ミニフィットプランは回線数としてカウントは可能ですが割引は適用されません。
※5G 1年おトクキャンペーンは、申込月の翌月から1年間適用されます。

 

故障やトラブルに備える

ahamoの受付はオンラインのみで、Webサイトや専用アプリでの対応とされています。
スマホの故障やトラブルが起きた場合にはどうすればよいのでしょうか。

あくまでドコモを利用中のユーザーなのでこのような緊急対応は店頭で受け付けてもらえる可能性もありますが、ahamoの低価格はオンライン受付による人件費の削減によるところが大きいと思われるため、これらの受付もオンラインのみとなる可能性も否定できません。
いずれにしても、困ったときに持ち込める場所がないというのは不安です。

もしもの時のためにモバイル保険の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

1. モバイル保険とは

モバイル保険は、月額700円で年間合計10万円まで、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般を補償してくれるスマホの保険です。
メーカーの保証、キャリアの補償と比較してもお得な内容ですので、ahamoでなくても利用をおススメしたいサービスです。

 

2. 好きな修理店を利用可能

モバイル保険は、あくまで費用負担を補償するサービスです。
スマホが故障した際に使用する修理店は、メーカーやキャリアはもちろん非正規の街の修理店でも問題がなく、ユーザーが自由に選択することが出来ます。
ドコモが利用できない、ドコモの補償サービスが利用できない場合にも、信頼できる修理店に持ち込んで修理・相談を依頼してください。

当店iCrackedも、iPhone・Google Pixel・Xperiaを取り扱うスマホの修理店です。
スマホの設定や使い方に関するサポートも行ってますので、ぜひご相談いただければと思います。

 

3. ahamoの変更・乗り換え時には補償の切り替えが必要?

ahamoでは、「ケータイ補償サービス」もしくは「AppleCare+ for iPhone」を利用することが出来ます。

ドコモの他のプランで補償を契約中の場合にはその契約を引き継ぐことができ、月額利用料金も変わりません。
また、ahamoとしても3種類のスマホが取り扱われるので、契約時に新規に購入した場合にも加入することが出来ます。

一方で、いわゆる持ち込み端末の場合には補償に加入することが出来ないため、SIMフリースマホを始めドコモ以外で購入したスマホを利用する場合には補償を契約することが出来ません。
他社の補償に加入していた場合には、補償が切れてしまうことになります。

モバイル保険は、機種変更やキャリアの変更をしても登録内容を変更することで、そのまま継続利用することが出来ます。
購入から1年以内、もしくはキャリアなどの補償適用中であれば登録することが可能なので、ahamoに切り替えても問題なく補償されます。

 

まとめ

ahamoは既存プランと比べてもほとんどの場合でおトクなようですね!
ただ、たとえば自宅の光回線や電気代なども一緒に契約していると、さらに割引が適用されている可能性があります。
キャリアでスマホの通信以外のサービスも利用している場合には、まず利用しているサービスをすべて整理してみましょう。

またご紹介したモバイル保険は、下記のリンクからも詳しい説明を見ることが出来ます。
気になった方はぜひご確認ください。

モバイル保険の詳しい説明はこちら