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ドコモ新プラン「ahamo(アハモ)」の料金まとめ! 事務手数料や違約金、解約金は無料?

2021年01月15日作成
2021年03月05日更新

NTTドコモから新料金プラン「ahamo」が発表されました。

非常におトクなプランとして注目されていますが、どのような料金体系になっているのでしょうか。
気になるAhamoの料金周りの情報を整理していきます。

目次
    目次

  1. ahamoのサービス内容
  2. ahamoの料金
  3. ahamoのデメリット・注意点
  4. 故障やトラブルに備える
  5. まとめ
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ahamoのサービス内容

ahamoのサービス内容の概要をまとめました。
サービスの提供は2021年3月の開始予定で、キャンペーンサイトにて先行エントリーが開始しています。

月額料金 2,700円(税抜)
月間データ容量 20GB
容量超過時の通信速度 最大1Mbps
容量超過時の容量追加 1GBあたり500円(税抜)
通信 ドコモの4G・5G
音声通話 1回あたり5分以内の国内通話無料
月額1,000円(税込)でかけ放題オプション利用可
事務手数料 「新規契約事務手数料」「機種変更手数料」「MNP転出手数料」は無料
海外での利用 82の国々・地域で追加料金なく利用可

 

ahamoの料金

ahamoの特徴はやはり安さです。非常にシンプルな料金体系で安価なプランとなっています。

1. 月額料金

ahamoは月額料金2,700円(税抜)です。
2年契約をはじめとする条件もありませんので、誰でもahamoを使うにはこの金額となります。

信頼度の高いドコモの回線で、4G・5Gに対応するので速度も十分。
平均の通信量が5~6GBといわれている中、月間のデータ通信容量も20GBあります。

既存プランと遜色のないサービス内容でこの金額は、大変安価なプランといえます。

 

2. 音声通話の料金

ahamoは国内5分以内の音声通話は無料となっています。
既存のプランでは月額700円かかるもので、この金額は約20分の通話に相当します。

さらに電話をよく使う場合には、時間制限なしの国内通話し放題のオプションを付けることも出来ます。
料金はプラス1,000円で、これは既存プランでも同じ額となっています。

 

3. 通信容量の追加料金

スマホで動画を長時間みるようなみるようなヘビーユーザーの場合、通信容量は20GBでも足りないかもしれません。
使い切ってしまった場合には1GBにつきプラス500円で追加が可能です。
従来のプランではプラス1000円かかるので安くなっています。

ただ、ahamoは容量を使い切った後でも1Mbpsの速度が出ます。
従来の128kbpsの約8倍で、画質を落とせば動画も見れるぐらいの通信速度ですので、追加しないまま使う選択肢も十分あるのではないかと思います。

 

4. ahamoで使える割引

ドコモには「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引がありますが、ahamoではこれら既存の割引は使うことが出来ません。

ahamoが理解・納得してもらいやすいシンプルなプランをコンセプトとしていることを考えると、今後もahamo専用の割引というのもなかなか出てこないのではないかと思われます。
とはいえ、ahamoと従来の料金プランの差が大きいため、割引が無くなることを加味しても殆どの場合ahamoに切り替えた方が安価になるのではないでしょうか。

 

5. 事務手数料

ahamoでは新規契約手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料は無料となっています。

手続きで手数料が発生しないので、気軽に契約や変更を行うことが出来ます。
費用を計算するときにも分かりやすくてうれしいですね。

 

6. 2年契約と解約金

ahamoは2年契約も解約金もありません。
今後、他に気になるプランが出てきても、気軽に契約変更することが出来ます。

MNP転出手数料もかからないので、他社への乗り換えも気兼ねなく行えますね。

 

ahamoのデメリット・注意点

シンプルさと安さにばかり目が行くahamoですが、デメリットや注意点もあります。
これまでは普通だと思ってたことがそうでなかったりするので、乗り換えを考えている場合には注意しましょう。

1. 受付はオンラインのみ

おそらくahamoの利用を躊躇する最大の理由となるのが、申込をはじめとするahamoの受付は全てオンラインでの対応となっていることです。
新規契約はもちろん、契約後の手続きや相談もWebサイトや専用のアプリのみの受付となっており、ドコモショップで対面でサポートを受けることが出来ません。

「若者向け」とされているのは、これが大きな理由です。
若いデジタル世代にとっては特別問題ないかもしれませんが、スマホや通信関連の知識があまりない人にはハードルが高いと思われますので、周りに頼れる家族や友人、知人を見つけた上で申し込むのが無難だと思われます。

 

2. MNPが必要

ahamoはドコモの新料金プランですが、3月のサービス提供開始直後はドコモを利用中でもMNPが必要です。手数料や解約金などの負担はないものの、手続きが発生します。
これはシステム対応が間に合っていないためで、完了予定の5月以降はプラン変更で簡易に変更することが出来ます。

12月22日の発表で、ドコモの既存ユーザーがahamoを利用する場合には、サービス提供開始直後から簡単なプラン変更のみで手続きできることになりました。
そのため、ドコモユーザーであればMNPは不要となります。

 

3. 既存のドコモの割引が利用できない

既にふれた通り、現在ドコモで用意されている割引(みんなドコモ割やドコモ光セット割)は利用することが出来ません。

とはいえ、ahamoと従来の料金プランの差が大きいため、割引が無くなることを加味してもahamoに切り替えた方が安価になることがほとんどです。
ドコモにまとめておく必要もなくなるので、それぞれ最適な質・価格のサービスを再度検討できると考えれば、あまり大きな問題ではなさそうです。

 

4. 従来より海外で利用できるエリアが少ない

ahamoのメリットの1つに海外でも追加料金なく通信を利用できる点がありますが、その提供エリアに関しては従来より少なくなっています。
主要な国・地域は抑えていますが、海外利用を多く見込んでいる場合には行き先が対象に含まれているか、事前に確認しておきましょう。

 

5. キャリアメールが利用できない

ドコモを利用している場合、「@docomo.ne.jp」のドコモメールを利用することが出来ますが、Ahamoではこれが使えなくなります。
連絡や各種サービスの登録に使っている場合には、事前に別のアドレスを取得して変更していく必要があります。

 

6. 契約できるのは20歳以上

20歳未満の子どもがAhamoを契約するには、親権者の名義で登録をした上で利用者登録をする必要があります。
ただ現状も、未成年者本人の名義で契約できるものの親権者の同意書が必要なので、手続きの手間や必要書類の数などではあまり差がなさそうです。

尚、2022年4月から成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられますので、それまでに「20歳未満」と「未成年」の基準が改められる可能性があります。

 

ahamoで使えるスマホの保険・保証

スマホの契約につきものなのがスマホの保険・保証です。スマホが壊れてしまった時に、安価で修理や交換をしてもらうためのサービスですね。
ahamoで使える保険・保証はあるのでしょうか。

ahamoでは、他のドコモのプランと同じく「ケータイ補償サービス」もしくは「AppleCare+ for iPhone」を利用することが出来ます。
ただし、いわゆる持ち込み端末の場合は利用できず、加入はドコモからの引き継ぎかahamoで新規購入した端末に限られます。

また、スマホの修理店自体は街中に多数あります。キャリアを頼れない場合に備えて、第三者の修理店を利用することも想定しておくとよいでしょう。
しかし、このようなキャリア以外の修理店を使う場合、キャリアの補償サービスを利用することはできません。

もしもの時のためにモバイル保険の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

1. モバイル保険とは

モバイル保険は、月額700円で年間合計10万円まで、Wi-FiやBluetoothにつながるモバイル通信機器全般を補償してくれるスマホの保険です。
メーカーの保証、キャリアの補償と比較してもお得な内容ですので、ahamoでなくても利用をおススメしたいサービスです。

 

2. 好きな修理店を利用可能

モバイル保険は、あくまで費用負担を補償するサービスです。
スマホが故障した際に使用する修理店は、メーカーやキャリアはもちろん非正規の街の修理店でも問題がなく、ユーザーが自由に選択することが出来ます。
ドコモが利用できない、ドコモの補償サービスが利用できない場合にも、信頼できる修理店に持ち込んで修理・相談を依頼してください。

 

3. ahamoの変更・乗り換え時には補償の切り替えが必要?

ahamoの補償は、ドコモからの引き継ぎかahamoで端末を新規購入した場合でないと利用できません。
もちろん、auやソフトバンクからの乗り換えを考えている場合も補償を継続することが出来ません。
補償は基本的に購入から短期間の間しか契約することが出来ないため、機種変更せず同じスマホを使う場合にはキャリアの補償が利用できないということになります。

これに対しモバイル保険は、機種変更やキャリアの変更をしても登録内容を変更することで、そのまま継続利用することが出来ます。購入から1年以内、もしくはキャリアなどの補償適用中であれば登録することが可能なので、ahamoに切り替えても問題なく補償されます。

 

まとめ

ahamoは料金や内容は大変シンプルですね。安くて分かりやすいので人気が出そうです。
やはり問題は全てオンラインのみの受付という点で、ドコモのサポートなく自身で対応しきれるかどうかが、切り替えの判断基準になるのではないでしょうか。

ご紹介したモバイル保険は、下記のリンクからも詳しい説明を見ることが出来ます。
気になった方はぜひご確認ください。

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